● ナショナルズ 1-5 パイレーツ ○
<現地時間9月13日 ナショナルズ・パーク>
ワシントン・ナショナルズが中地区最下位パイレーツとのカード2戦目に逆転負け。6番手としてリリーフ登板した小笠原慎之介投手(27)は3登板連続の失点を記録した。
ナショナルズの左腕アンドリュー・アルバレス、パイレーツの右腕バッバ・チャンドラーの両ルーキーによる投手戦となったこの試合。ナショナルズ打線は5回終了までパーフェクトに封じ込まれるも、6回裏の初安打から一死二塁と好機を作り、新人ロバート・ハッセル3世が均衡を破る左前適時打。6回無失点と好投のアルバレスに勝利投手の権利をもたらした。
しかし、ブルペン陣がリードを守り切れず、8回表に一挙4失点。9回表には小笠原が1番トリオロにダメ押しの6号ソロを浴びた。敗れたナショナルズは今季成績61勝87敗となり、ポストシーズン進出の可能性が消滅。今季7月にはマイク・リゾGMとデーブ・マルティネス監督を解任して巻き返しを図ったが、2019年にワールドシリーズを制して以来、6年連続でポストシーズンを逃す結果に終わった。
この試合の小笠原は1回、打者6人と対戦して1被安打、2四球、1失点という投球。直近3登板、計5イニングで8失点と苦しいピッチングが続き、防御率6.90に悪化している。