○ パドレス 9-6 ロッキーズ ●
<現地時間9月14日 ペトコ・パーク>
サンディエゴ・パドレスが同地区最下位ロッキーズとの本拠地4連戦を勝ち越し。先発登板したダルビッシュ有投手(39)は6回途中3失点という投球で今季4勝目を挙げた。
2勝1敗で迎えたカード最終戦。中5日で先発マウンドに上がったダルビッシュは初回、二死から安打と盗塁で得点圏に走者を背負うも、4番クリムを空振り三振に仕留めて無失点の立ち上がり。その裏に打線は二死満塁と好機を作り、ジェーク・クロネンワースのセーフティスクイズ、ホセ・イグレシアスの適時打で3点を先制した。
援護を貰ったダルビッシュは2回表にも二死から安打を許したが、得点は与えず。大量6点リードとなった直後の3回表は三者凡退を記録した。4回表の先頭打者モニアクに20号ソロを浴びるも、そこから打者6人を打ち取り続けて5回を終え、勝利投手の権利を獲得した。
6点リードの6回表にも続投したが、先頭から死球と安打を許し、無死一、二塁とピンチを作ったところで投手交代。2番手右腕ジェレミア・エストラダが3番モニアクに21号3ランを浴び、ダルビッシュに3失点目が記録された。
その後、パドレスは7回表に1点差まで迫られるも、4番手右腕メイソン・ミラーが火消しリリーフでリードを死守。8回裏にはギャビン・シーツの2点適時二塁打で3点差に拡大した。9回表を守護神ロベルト・スアレスが締め、キャリア最多更新の今季38セーブ目。ロッキーズの反撃を振り切り、2連勝を収めた。
この試合のダルビッシュは5回0/3、82球を投げて4被安打、1死球、5奪三振、3失点という投球。8月22日のドジャース戦以来、4登板ぶりとなる白星を手にした。ここまで13試合に先発して4勝5敗、防御率5.63を記録している。