○ マリナーズ 11-2 エンゼルス ●
<現地時間9月14日 T-モバイル・パーク>
シアトル・マリナーズが同地区4位エンゼルスとの本拠地4連戦をスイープ。今季最長の9連勝を飾り、アメリカン・リーグ西地区の単独首位に浮上している。
マリナーズは初回、先頭打者ランディ・アロザレナが左前安打で出塁すると、2番カル・ローリーが54号先制2ラン。先発右腕ヘンドリクスが外角ボールゾーンに投じた初球シンカーを左中間スタンドに運び、攻撃開始からわずか3球で2点リードを奪った。
さらに、3回裏に3番フリオ・ロドリゲスの適時二塁打など3点を追加。続く4回裏にもロドリゲスら4本の適時打を浴びせ、一挙6得点のビッグイニングを形成した。投げては先発右腕ジョージ・カービーが7回途中1失点、14三振を奪う好投で打線の援護に応え、今季9勝目をマーク。チームは6月1日以来、約3ヶ月半ぶりの単独首位に浮上し、地区2位アストロズに1ゲーム差をつけている。
ローリーは7試合ぶりの一発により、両打ち選手として歴代最多記録を持つミッキー・マントルに肩を並べるシーズン54本塁打をマーク。本塁打、打点の2部門でア・リーグトップの数字を残し、好調のマリナーズを牽引している。