◆ 「西武は得点圏に四度走者を進めているが、日本ハムは三度。安打数は変わらないが…」
日本ハムは15日、西武と対戦し12-5で快勝を収めた。6回にはレイエスの31号本塁打と、この日昇格した淺間大基の3点本塁打が飛び出した。さらに7回に万波中正が代打で登場し、18試合ぶりの本塁打を放った。
日本ハムが12安打、西武が11安打と安打数には大きな差がなかったものの、日本ハム打線が繋がりを見せて大量得点を奪った。15日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』の解説・佐伯貴弘氏は「勝敗を分けたのは、得点圏の差。西武は得点圏に四度走者を進めているが、日本ハムは三度。日本ハムはそのうち三度全て先頭打者が出て、そして繋いで適時打であったり内野ゴロの間に1点を取るという形をとっている。ただ、西武は四度得点圏があったが、点数を挙げたのは犠打と犠飛だけ。そこで得点圏での差が出た」と指摘し「安打数は変わらないが、集中力とかね。当然打てる打てないは関係なく皆持っているが、そこでチーム力の差とか、今の順位の差や勢いの差が出たのかなという感じがした」と、両チームの現状に言及しながら分析した。
また佐伯氏は「郡司裕也と清宮幸太郎の出塁と繋ぎ、そしてそこからの得点というのがすごく今日の試合で意味があったのかなと思う」と4番・5番の働きに高評価を送った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』