○ レッドソックス 5x-4 アスレチックス ●
<現地時間9月17日 フェンウェイ・パーク>
ボストン・レッドソックスが西地区4位アスレチックスにサヨナラ勝利。吉田正尚外野手(32)は「4番・指名打者」で先発出場し、2本のタイムリーを放つ活躍を収めた。
初回に1点先制を許したレッドソックスは1回裏に二死二塁の好機を作ると、吉田はが右前適時打を放ってすぐさま試合を振り出しに。新人右腕バーネットに対してカウント2-2と追い込まれながらも、低めボールゾーンに沈むチェンジアップを華麗にライト前へ運んだ。
1点リードの3回裏、一死一、二塁と再び好機だった第2打席は高めのフォーシームをセンターへ弾き返すも、中堅手バトラーのスライディングキャッチに阻まれ得点ならず。スコア2対4と逆転を許した直後の5回裏、一死満塁の第3打席では2番手左腕バッソに一塁へのゴロに打ち取られるも、全力疾走で適時内野安打をもぎ取った。
続く6回裏にトレバー・ストーリーの適時打で同点に追い付き、試合は4対4のまま延長タイブレークに突入。10回表を無失点で凌いだレッドソックスは、その裏に一死二、三塁と好機を作ると、代打ニック・ソガードが放った内野ゴロでサヨナラの三塁走者がホームイン。7人のリリーフ投手による小刻みな継投が功を奏し、ワイルドカード圏内3番手をキープしている。
吉田は7回裏の第4打席にも相手の失策で出塁し、4打数2安打、2打点、1盗塁という内容で途中交代。2試合連続の複数安打に加え、8月16日のマーリンズ戦以来となる複数打点を記録し、今季成績を打率.243、2本塁打、19打点、OPS.628としている。