◆ 今季は通算3000奪三振、キャリア13度目の2桁勝利を達成
ロサンゼルス・ドジャースは現地時間18日、クレイトン・カーショー投手(37)が今季限りで現役引退することを発表した。
2006年のドラフト1巡目指名でドジャースに入団したカーショーは、2008年のMLBデビューから生え抜き18年で通算222勝96敗、防御率2.54、3039奪三振を記録。最多勝と最多奪三振にそれぞれ3度、最優秀防御率には5度輝き、ワールドシリーズを2度制覇した実績を持つ。2011年に投手三冠のブレークを果たしてサイ・ヤング賞を初受賞すると、2013年から同賞を2年連続で獲得。2014年には21勝3敗、防御率1.77の活躍を収め、サイ・ヤング賞とシーズンMVPを同時受賞した。
昨季はオフに受けた左膝と左足つま先の手術の影響により今季開幕に出遅れるも、ここまで20先発で10勝2敗、防御率3.53の好成績をマーク。7月2日のホワイトソックス戦ではMLB史上20人目の通算3000奪三振を達成した。MLB機構コミッショナー推薦の「レジェンド枠」にて、キャリア11度目のオールスターゲーム選出も果たした。
カーショーは現地時間19日(日本時間20日)のジャイアンツ戦で先発登板を予定。本拠地ドジャー・スタジアムでは、この試合が公式戦最後の登板となる。