○ レッズ 1-0 カブス ●
<現地時間9月18日 グレートアメリカン・ボールパーク>
シカゴ・カブスが同地区3位レッズとの敵地初戦に完封負け。鈴木誠也外野手(31)は「5番・右翼手」でフル出場し、チーム唯一の安打を放った。
前日に5年ぶりのポストシーズン進出を決めたカブス。4連勝と勢いに乗って敵地シンシナティに乗り込むも、最速101.9マイル(約164.0キロ)を誇る剛腕グリーンの前に6回終了まで無安打と沈黙。通算打率.467、昨季2本塁打と好相性の鈴木も空振り三振、二飛と2打席凡退が続いた。
それでも7回表の二死から第3打席を迎えると、カウント1-1から低めのスプリットを捉え、三塁線を破る二塁打。9月10日のブレーブス戦以来7試合ぶり、体調不良明け初めて安打を放ち、グリーンのノーヒットノーランを阻止した。
しかし、この一打は得点に繋がらず。試合終盤にも球速160キロ超えの速球を連発するグリーンの前にわずか1安打で完封負け。先発右腕コリン・レイは7回1失点、キャリア初めて2桁奪三振を記録する好投を見せたが、援護なく今季7敗目を喫した。
この試合の鈴木は3打数1安打、1三振という内容で、8月31日のロッキーズ戦以来となる長打をマーク。今季成績は打率.244、27本塁打、OPS.783となっている。