○ レッズ 7 - 4 カブス ●
<現地時間9月19日 グレートアメリカン・ボールパーク>
カブスの今永昇太投手(32)が19日(日本時間20日)、敵地でのレッズ戦に先発登板。ソロ本塁打を3本浴びるなど5回4失点で降板し、今季10勝目はお預けとなった。「3番・右翼」でフル出場した鈴木誠也外野手(31)は、2打数無安打2四球の結果だった。
今永は初回、テンポ良く二死を奪うも3番・アンドゥハーに先制のソロ被弾。追い込んだあとの高め直球を左翼席へ運ばれ、これで8試合連続被弾となった。3回は一死無走者で9番・マクレーンに左越えソロを浴びると、4回も二死無走者で5番・スティアにソロ被弾。味方打線が得点した直後に2イニング連続で失点してしまった。
4-3と1点リードで迎えた5回は先頭打者に四球を与えると、一塁への牽制悪送球も重なり一死三塁のピンチ。前の打席でソロ本塁打を浴びているマクレーンは三振に仕留め二死まで漕ぎつけたものの、1番・フリードルに左前適時打を許し同点に追いつかれた。
今季10勝目の権利は得られず、5回83球、4安打4失点(自責点3)、4奪三振2四球の内容で降板。1試合3被弾は今季4度目となり、防御率は3.37に悪化した。
鈴木は初回の第1打席、二死無走者で四球出塁。続くケリーの左中間への安打で長躯ホームインを狙ったが、ここは相手の中継プレーに阻まれ本塁タッチアウトとなった。
一死二塁だった3回の第2打席も四球で出塁。一死無走者だった5回の第3打席は右飛、一死一塁だった7回の第4打席は遊ゴロに倒れ、この日は2打数無安打2四球の打撃結果で打率は.243、OPSは.783となった。
カブスは4-4の同点で迎えた6回裏、今永をリリーフした2番手・ホッジが2者連続アーチを浴びチームで計5被弾。攻撃陣は5回以降追加点を奪えず2連敗となった。