● レイズ 7-11 レッドソックス ○
<現地時間9月19日 ジョージ・M・スタインブレナー・フィールド>
ボストン・レッドソックスが同地区4位レイズとの敵地初戦に逆転勝利。吉田正尚外野手(32)は「4番・指名打者」でフル出場し、2試合ぶりの安打を記録した。
レッドソックスのエース左腕ギャレット・クロシェットは2本のソロ本塁打を浴びるなど、初回から3イニング続けて失点。それでも中盤以降は立ち直りを見せ、6回3失点と試合を作った。すると1点ビハインドの7回表、1番ジャレン・デュランが右翼スタンド上段に16号2ランを叩き込んで逆転に成功。粘投のクロシェットに今季17勝目をもたらした。
試合をひっくり返したレッドソックスは8回表に一挙7得点のビッグイニングを作り、最終的に2桁得点で勝利。アメリカン・リーグ中地区2位のガーディアンズが8連勝と勢いに乗る中、1.5ゲーム差でワイルドカード圏内3番手の座をキープしている。
吉田は初回の第1打席で二塁打を放ち、8回表の第5打席では押し出し四球を選んで4試合連続打点をマーク。最終的に4打数1安打、1打点、1四球という内容で、今季成績は打率.240、2本塁打、21打点、OPS.626となっている。