◆ 直近5年で4度目の地区優勝
現地時間21日、ナショナル・リーグ中地区首位に立つミルウォーキー・ブリュワーズの地区優勝が決定。球団史上初の地区3連覇を果たした。
地区優勝マジック「1」でこの日を迎えたブリュワーズ。カージナルス戦にスコア1対5で敗れるも、地区2位カブスも同日のレッズ戦でスコア0対1と完封負け。昨季と同じくカブスの敗戦によりマジックがゼロとなった。
今季のブリュワーズはシーズン中盤までカブスに首位独走を許すも、7月中旬に11連勝を飾って首位の座を奪還。8月には球団新記録の14連勝を収め、MLB最高勝率にまで踊り出た。エース右腕フレディ・ペラルタがナ・リーグ最多17勝を挙げて投手陣を牽引し、同1位のチーム防御率をマーク。野手陣は球宴出場者が不在ながら、同1位のチーム盗塁数を記録するなど‟スモールベースボール”で白星を重ねた。
パトリック・マーフィー監督としては就任から2年連続のタイトル獲得。157試合目を終えた時点で95勝を挙げ、2011年と2018年に記録した球団最多勝利まであと1勝に迫っている。過去7年でポストシーズンに6度進みながら、直近5度の出場は全て初戦敗退。球団史上初のワールドシリーズ制覇を目指す。