● ロイヤルズ 5-8 ブルージェイズ ○
<現地時間9月21日 カウフマン・スタジアム>
トロント・ブルージェイズが中地区3位ロイヤルズとのカード最終戦に勝利。アメリカン・リーグ最多の90勝目を挙げて球団2年ぶり、直近6年で4度目となるポストシーズン進出を決めた。
進出決定の可能性を持って敵地カンザスシティに乗り込みながらも、2連敗と苦しんだブルージェイズ。この日は2回表にアンドレス・ヒメネスの適時打、タイラー・ハイネマンのスクイズなど3点を先制。2点を返された直後の5回表には主砲ウラジミール・ゲレロJr.が2点適時二塁打を放つなど、さらに3点を追加して突き放した。
その後もロイヤルズの反撃を受けて1点差まで迫られたが、8回表にヒメネスの適時三塁打など2点を加えてダメ押し。前日の試合終了時点でア・リーグ各地区が2ゲーム差以内の首位争いと大混戦を見せる中、リーグ最速でポストシーズンへの切符を掴んだ。
昨季地区最下位に沈んだブルージェイズは強力打線が復活し、30球団トップのチーム打率を記録。今季序盤こそ勝率5割前後で推移するも、6月末から10連勝を収めてア・リーグ最高勝率に昇り詰めた。2015年以来、10年ぶりの地区優勝まで残り6試合でマジック「4」としている。