○ ガーディアンズ 5-2 タイガース ●
<現地時間9月23日 プログレッシブ・フィールド>
クリーブランド・ガーディアンズが地区首位タイガースとの本拠地3連勝を先勝。85勝72敗で並び、アメリカン・リーグ中地区の同率首位に浮上した。
今季の中地区は序盤からタイガースが首位を独走。昨季王者のガーディアンズは7月6日時点で借金8を背負い、タイガースに最大15.5ゲーム差をつけられていた。9月に入った時点で10.5ゲーム差の地区3位も、一時10連勝を飾るなど月間15勝6敗と急上昇。同5勝13敗と対照的に苦しむタイガースを射程圏内に捉え、1ゲーム差で直接対決3連戦を迎えた。
昨季のサイ・ヤング賞左腕スクバルと対峙したガーディアンズは中盤までに2点をリードされる展開に。それでも6回裏、先頭の1番スティーブン・クワンがバント安打で出塁すると、後続の送りバントをスクバルが悪送球して無死一、三塁と好機を迎えた。3番ホセ・ラミレスの当たり損ないのゴロが適時内野安打となると、直後にスクバルの暴投で同点。ボークも重なって一死三塁とし、5番ガブリエル・アリアスの内野ゴロの間に逆転の三塁走者を生還させた。
スクバル降板後の7回裏には二死二、三塁とチャンスを作り、代打ダニエル・シュニーマンの適時打で2点を加えてトドメ。今季の直接対決を7勝4敗利、明日以降の2試合を残してタイガースに対するシーズン勝ち越しを決めた。