巨人は24日、近藤大亮投手(34)が今季限りで現役を引退することを発表した。
近藤は浪速高・大阪商業大・パナソニックを経て、2015年ドラフト2位でオリックスに入団。2年目の2017年からは3年連続で50試合以上に登板するなどオリックスのブルペンを支え、2023年オフにトレードで巨人に移籍。移籍1年目の昨季は1軍登板はなく、今季はオープン戦で右肩を故障し、リハビリに励んでいた。
近藤は球団を通じ「今シーズンは『今年活躍できなかったら引退する』という覚悟を持って臨み、その覚悟を周囲の人たちにも伝えていました。自分の言葉に責任を持ちたいと思い、今季限りでユニホームを脱ぐ決断をしました。ただ、僕の今シーズンは終わっていません。やり残したことがまだあります。オープン戦で右肩を痛め、復帰の前例がない怪我とも言われましたが、自分が前例になるという気持ちでリハビリに励んできました。支えていただいた方々への恩返しのためにも、もう一度マウンドに上がるまで、全力を尽くしていきたいと思います」とコメントした。