◆ 解説陣が挙げた3人の投手とは?「今年の力を発揮できるとすれば出番も多くなるかな」
7日にプロ野球史上最速でリーグ優勝を決めた阪神。24日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』では、クライマックスシリーズを戦う上でカギを握る投手陣に注目が集まった。
解説の達川光男氏は「おそらく藤川監督は、今年はいろんな節目節目で(起用しているので)クライマックスの第1戦目も村上頌樹で行くと思う。村上で勝てれば、すっと行くような気がする」と、現在奪三振数132・勝率.750でリーグトップのエース・村上の名前を挙げた。
もう1人の解説・片岡篤史氏は「阪神の場合は、もちろん先発が好投して勝ちがついて大差で勝つ試合がベストだが、接戦になると8回に石井大智、9回に岩崎優とチームの信頼感で、岩崎で勝つという試合になると思う。その辺の接戦の試合を岩崎でしっかり勝てるかというのがポイントになってくる」とクローザーについて言及。MCの高木豊氏が「それは勝てるか?というクエスチョンマークか」と問いかけると、片岡氏は「今季見ていても、ちょっと岩崎の状態が万全でなかった試合が多かったと思う。その辺で、勝てる試合を岩崎で落とさないということが、短期決戦、日本一になるポイントになると思う」と指摘した。
高木氏は「クライマックスシリーズは甲子園でやるが、そうなると打撃戦にはならず接戦になると思う。そのポイントを潰していくのが及川雅貴だと思っていて、石井も挟むと思うが及川・岩崎と繋がってくると、勝利の方程式になるかなと。及川がクライマックスだと経験不足な部分があるかも分からないが、今年の力を発揮できるとすれば及川がキーを握っているのかなと、出番も多くなるかなと思う。相手がどこであれ良い左打者が多いので、それに当ててくるかな」と、リーグトップの45Hを挙げている左腕・及川がキーマンになると分析した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』