◆ド軍の救援防御率は4.33…救世主となるか!?
右肩痛で60日間の負傷者リスト(IL)に入っていたドジャースの佐々木朗希投手(23)が24日(日本時間25日)、敵地チェイス・フィールドでのダイヤモンドバックス戦でメジャー復帰登板。日米通じてキャリア初となる救援登板で、1回無安打無失点、2奪三振の好リリーフを披露した。
6回1失点と好投した先発左腕・スネルのあとを受け、3-1と2点リードの7回に2番手として登板。先頭の6番・マッキャンを2球で三ゴロに仕留めると、続くタワは2ボール2ストライクと追い込み、最後は99.1マイル(約159キロ)の内角直球で見逃し三振に仕留めた。
最後も8番・バルガスを追い込み、最後は99.5マイル(約160キロ)の直球で空振り三振斬り。1回13球、無安打無失点、2奪三振の完璧リリーフでゼロを刻んだ。
メジャー1年目の佐々木は開幕から先発ローテ入りし、東京ドームで行われた開幕2戦目のカブス戦でメジャーデビュー。しかし、8試合に登板して1勝1敗、防御率4.72と不安定な投球が続き、その後、右肩痛を訴えて5月にIL入りした。
8月にマイナーで実戦復帰したが、なかなか調子が上がらず先発では5試合に登板し0勝2敗、防御率6.75。それでも、9月に入りリリーフで調整を重ね、直近のマイナー登板では2戦連続無失点と結果を残していた。
ドジャースはリリーフ陣が安定感を欠いており、前日までの救援防御率は4.33。強敵が集うポストシーズン、そして2年連続の世界一へ、背番号11が貴重なピースとしてハマるか注目が集まる。