◆この日も2本塁打浴び9試合連続被弾…
カブスの今永昇太投手(32)が25日(日本時間26日)、本拠地リグリー・フィールドで行われたメッツ戦に先発登板。レギュラーシーズン最終登板で今季ワーストの8失点KOを食らい、2年連続2ケタ勝利達成とはならなかった。
9月2日(同3日)のブレーブス戦で9勝目を挙げて以降、白星から遠ざかっている今永。レギュラーシーズン最終登板で2年連続2ケタ勝利の権利をつかみたいところだったが、この日も苦しい立ち上がりとなった。
初回に四球と二塁打で一死二、三塁のピンチを招くと、4番・ビエントスは三塁ファウルゾーンへの飛球に打ち取ったものの、捕球した遊撃手のスワンソンが勢い余って三塁観客席に転落。スワンソンはボールをすぐさま三塁手のショウへトスし、ショウの正確な本塁送球でタッチアップした三塁走者をタッチアウトに仕留めたと思われたが、スワンソンが観客席に転落した時点でボールデッドと判定され、今永は不運な形で先制点を許した。
なおも二死三塁で、5番・ニモに右前適時打を許し2失点目。初回の失点はこれで4試合連続となった。
3回は1番・リンドアに左越えソロを浴び、これで9試合連続被弾。4回は7番・バティに左越え3ランを浴び瞬く間に6失点となった。
続投した6回も二死一、二塁のピンチを招き、8番・テーラーに左中間突破の2点適時二塁打を浴びノックアウト。レギュラーシーズン最終登板は5回2/3で91球、2被弾含む9安打8失点、3奪三振1四球の結果となり、防御率は3.73に悪化した。
メジャーデビューから2年連続での2ケタ勝利とはならず、1試合8失点は今季ワースト。すでに進出を決めているポストシーズン(PS)へ不安を残す結果となった。