○ カブス 7-3 カージナルス ●
<現地時間9月27日 リグリー・フィールド>
シカゴ・カブスが同地区4位カージナルスとの今季最終カードを勝ち越し。鈴木誠也外野手(31)は「5番・右翼手」でフル出場し、3試合連発の31号本塁打を放った。
カブス2点リードの6回裏、先頭打者として第3打席を迎えた鈴木は3番手右腕フェルナンデスと対戦。カウント0-1から低めのスライダーを振り抜くと、高々と上がった打球が左翼スタンドに着弾。直近3試合で4発目となる31号ソロを放ち、貴重な追加点を挙げた。
鈴木は8月6日のレッズ戦で27号を放って以来、出場38試合でノーアーチが続くも、9月25日のメッツ戦で28号ソロ、29号3ランと2打席連発。前日26日には満塁弾で日本人右打者初の30本塁打に到達した。この試合は本塁打含む3出塁を記録し、今季成績を打率.245、31本塁打、102打点、OPS.800にアップ。自身初出場のポストシーズンに向けて調子を上げている。
カブスは初回にマイケル・ブッシュが2戦連発の33号先制ソロを放つと、同点の5回裏にはブッシュがこの試合2発目となる34号勝ち越し2ラン。鈴木とブッシュに続き、8回裏にはピート・クロー・アームストロングも2戦連発の31号2ランを運び、カージナルスを突き放した。
この勝利によってナショナル・リーグの第4シード、ワイルドカード圏内1番手としてのポストシーズン進出が確定。日本時間10月1日から本拠地リグリー・フィールドにパドレスを迎え入れ、3試合制のワイルドカードシリーズを戦うことが決まった。