◆ 佐伯氏「タイトルも当然獲ってほしいし、CSでの投球が楽しみ」
日本ハム・伊藤大海が28日、ロッテ戦に先発登板。2回に捕逸と適時打で2点、4回に適時打で1点を失い、6回106球・6安打6奪三振1四球3失点でマウンドを降り、15勝目を挙げることはできなかった。
この日の伊藤の投球について、28日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』のMC・坂口智隆氏が「失点しながら粘りの投球で、チームに勝利を呼び込んだ」と称賛すると、解説の佐伯貴弘氏は「シーズンを通してこれだけチームを引っ張ってきてくれた投手だし、今日も味方のミスがありながらもこういう投球ができた。さすがの投球だ」と評価した。
さらに坂口氏が「勝利数(14勝)であったり、奪三振(189)もほぼ決まりかな」とタイトル争いに注目すると、もう1人の解説・笘篠賢治氏は「勝利の数からすると、もしかすると(13勝の)ソフトバンクの大関友久・有原航平が、10月3日と5日に試合が残っているので、そこで最多勝を獲れるチャンスを与えるかもしれない。CSまで期間がまだあるから、タイトルを獲らせてやりたいというベンチの思いもある」と14勝で並ぶ可能性を指摘するも「ただ伊藤が獲れるのは間違いない」と語った。佐伯氏は「タイトルも当然獲ってほしいし、CSでの投球が楽しみで仕方がない」と短期決戦での好投に期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』