● マリナーズ 1-6 ドジャース ○
<現地時間9月28日 T-モバイル・パーク>
ロサンゼルス・ドジャースがアメリカン・リーグ西地区王者のマリナーズとの今季最終戦に快勝。今季限りでの現役引退を表明しているクレイトン・カーショー(37)が6回途中無失点の好投で今季11勝目、通算223勝目をマークした。
24日のリリーフ登板から中3日でマウンドに上がったカーショー。今季60本塁打のローリーを一飛に打ち取るなど三者凡退で初回を終えると、打線が2回表に金慧成の2ランで先制。3回表にはフレディ・フリーマンの24号2ランで4点を先制。援護に恵まれたカーショーは3回裏に二死一、三塁とピンチを招くも、3番スアレスを空振り三振に仕留めた。
5回裏にも一死二塁と得点圏に走者を背負ったが、1番アロザレーナ、2番ローリーを連続三振に斬った。そして4点リードの6回裏、先頭の3番スアレスから再び空振り三振を奪ったところで降板。交代を告げにマウンドへ向かったフリーマンとハグを交わし、敵地のスタンディングオベーションを受けながらベンチに下がった。
ドジャースは7回表に大谷翔平の55号でダメ押し点を加えて5連勝を飾り、93勝69敗という成績でレギュラーシーズン全日程を終了。現地9月30日(日本時間10月1日)から開幕するワイルドカードシリーズでは、本拠地ドジャー・スタジアムで中地区3位のレッズと対戦する。