○ カブス 2-0 カージナルス ●
<現地時間9月28日 リグリー・フィールド>
シカゴ・カブスが同地区4位カージナルスとのレギュラーシーズン最終戦に完封勝利。鈴木誠也外野手(31)は「5番・右翼手」でフル出場し、4試合連発の32号本塁打を放った。
鈴木は両軍スコアレスの5回裏、先頭打者として第2打席を迎えると、カウント1-2から2番手左腕キングのカーブを振り抜いて左翼スタンドへ。2004年の松井秀喜氏を上回る32本目のアーチを描き、貴重な先制点を奪った。
カブスは7回裏に新人モイゼス・バレストロスの適時打で1点を追加。投げては先発右腕ハビエル・アサドら3投手が完封リレーで試合を締めた。チームは3連勝を飾り、92勝70敗でレギュラーシーズン全日程を終了。現地時間9月30日(日本時間10月1日から)開幕するワイルドカードシリーズでは、本拠地リグリー・フィールドで西地区2位パドレスと対戦する。
鈴木は打率.245、32本塁打、103打点、OPS.804という成績で、MLB4年目にして自己最多の本塁打・打点をマーク。一時は出場38試合でノーアーチと苦しんだが、4戦5発の固め打ちでレギュラーシーズンを締め、自身初のポストシーズンへ弾みをつけた。