○ レッドソックス 4-3 タイガース ●
<現地時間9月26日 フェンウェイ・パーク>
ボストン・レッドソックスが中地区2位タイガースとの今季最終シリーズを勝ち越し。吉田正尚外野手(32)は「3番・指名打者」でフル出場し、4号本塁打を放った。
吉田は初回の二死から第1打席を迎えると、先発右腕パダックの甘く入ったチェンジアップを右翼ポール際に運んで4号先制ソロ。打球速度104.8マイル(約168.7キロ)、飛距離384フィート(約117メートル)で4試合ぶりの一発となった。
レッドソックスは4回表にスコア1対3と一時逆転を許すも、その裏にデイビッド・ハミルトンが6号同点2ラン。さらにニック・ソガードとジャレン・デュランが連続二塁打を放ち、再びリードを取り返した。5回以降はタイガース打線を無得点に封じ込んで逃げ切り、89勝72敗でアメリカン・リーグ第5シードを獲得。10月1日から開幕するワイルドカードシリーズでは、敵地で同地区ライバルのヤンキースと対戦する。
吉田は昨オフに受けた右肩手術の影響により今季開幕に出遅れ、7月9日から55試合に出場して打率.266、4本塁打、26打点、OPS.695という成績。9月は月間打率.333、OPS.837と調子を上げて自身初、チームとして4年ぶりのポストシーズン進出に貢献した。