ロッテ・美馬学の今季限りでの現役引退に伴い、各球団の選手たちがメッセージを送った。
▼ 銀次 楽天イーグルスアンバサダー
「美馬さん15年間のプロ野球生活お疲れ様でした。心も体も、そして肩・肘も本当にボロボロだと思います。しっかり体を休めて、この先最高の人生にしてください。美馬さんとの思い出は2013年、楽天イーグルスで一緒に日本一を獲ることが出来ました。本当に美馬さんの活躍がなければ、この優勝はなかったと思います。最高の野球人生を一緒に歩むことが出来、自分自身も本当にすごく幸せです。これからも共に前を向いて頑張って参りましょう!銀次でした!」。
▼ 嶋基宏ヘッドコーチ(ヤクルト)
「学、現役生活お疲れ様でした。楽天に入団した時は最初中継ぎをやっていたのですけれど、そこから先発に転向してクライマックス・日本シリーズで大活躍して二ケタも勝つときに一緒にマスクを被って、喜び合えた瞬間は今でも忘れません。ロッテに移籍してからも、故障もありながらも良いピッチングをしているのをテレビで見ていました。これから、今まで学んだこと・経験したことを若い選手に伝えていくのも、学の仕事だと思います。今日はロッテファン、そしてお世話になったイーグルスファンの皆さんの前で、たくさん泣いていい花道を飾ってもらってください。本当に現役生活お疲れ様でした」
▼ 則本昂大投手(楽天)
「美馬さん15年間のプロ野球生活お疲れ様でした。僕、個人としては学生時代に東京ガス時代の美馬さんを見て、体を目いっぱい使って相手バッターを圧倒する姿に感銘を受け、美馬さんみたいになりたいと思って学生時代を過ごしたことを今でも覚えています。楽天に入ってまさか一緒にプレーできるとは思ってもいなかったので、すごく嬉しかったですし、一緒にプレーをしてとても優しく、常に前向きな美馬さんの姿を見て、僕も頑張ろうと思えましたリハビリ期間も長かったプロ野球生活ではあったかと思いますが、一生懸命やっている美馬さんの姿を見て僕も育ってきたので、僕もすこしでも長く続けられるように、美馬さんの姿をいつも胸に刻みながら頑張りたいと思います。本当に現役生活お疲れ様でした」
▼ 松井裕樹投手(サンディエゴ・パドレス)
「美馬さん15年間玄関お疲れ様でした。サンディエゴ・パドレスの松井 裕樹です。美馬さんとは楽天イーグルスで6年間一緒にプレーさせていただきました。一緒に食事に行ったり、ゴルフに行ったり、色々な話をしたり。練習中に楽天の星トレーナーを、則本さん・辛島さんと一緒にいじって、何気ない時間をすごく楽しく過ごさせてもらっていました。こんなに素晴らしく、優しい先輩はほかにいないなと思っております。美馬さんの後輩になった野球選手だったり、みんな同じ気持ちだと思うのですが、本当に美馬さんのことが大好きです。また大好きな美馬さんと一緒に同じユニフォームを着て野球をしたり、同じ時間を過ごせたらいいなと思っております。美馬さんのような先輩に、美馬さんのような男に、美馬さんのようなパパに、なれるよう僕も一生懸命頑張りたいと思います。まずは、15年間戦った体をしっかり休めて、大好きな家族と共に充電して、また次のステップに進んでもらいたいと思っております。15年間本当にお疲れ様でした」
▼ Z.ウィーラー巡回打撃コーチ(巨人)
「美馬さん、ありがとう。引退するのが本当に残念だよ、ただ一言メッセージを贈りたい。5年間、最高のチームメイトでいてくれてありがとう。共に戦った素晴らしい思い出を胸に、引退後の生活を楽しんでね!ありがとう」
▼ 田中将大投手(巨人)
「皆さんこんにちは、読売ジャイアンツの田中将大です。美馬さん、現役生活15年間、本当にお疲れ様でした。美馬さんとは楽天イーグルスでチームメイトとして一緒に戦いました。中でもやはり2013年、日本一になったシーズンというのは、お互いに先発としてシーズンを戦い抜きました。美馬さんは日本シリーズMVP、第7戦での投球が日本一を引き寄せてくれたと思っております。今年、二軍戦ではありましたが投げ合う機会がありまして、その時も状態を上げていく調整段階だという話をゲーム前にしたのを覚えているのですが、美馬さんの方が結局は7イニングを投げてしっかり抑えられていたというのを見て、まだまだいけるんだというのが、ものすごく印象に残りました。なので、引退されるというご連絡をいただいた時はものすごく驚きました。長年の現役生活で体を酷使されてきたと思いますので、まずはご家族と一緒にゆっくり体を休めてほしいなと思います。そして、野球界のために何かしらまた携わっていただきたいなと僕は思います。15年間お疲れ様でした」