◆ レギュラーシーズンから5戦連発の豪快同点アーチ
シカゴ・カブスの鈴木誠也外野手(31)が現地時間30日のワイルドカードシリーズ初戦に「5番・右翼手」で先発出場。第2打席でポストシーズン初本塁打を放った。
自身初のポストシーズンでいきなりアーチを描いた。1点を追う5回裏の先頭打者として第2打席を迎えると、カウント2-1から先発右腕ピベッタの内角フォーシームを振り抜き、左中間スタンドへ。打球速度112.2マイル(約180.6キロ)、飛距離424フィート(約129メートル)の豪快な同点弾により本拠地が大歓声に包まれた。
MLB4年目の鈴木はレギュラーシーズンで日本人右打者最多の32本塁打、103打点をマーク。一時は出場38試合でノーアーチと苦しんだが、現地25日のメッツ戦で28・29号と2打席連続本塁打を放ち、そのまま4戦連発の計5本塁打を記録してレギュラーシーズンを終了。最終週の週間MVPにも選出され、絶好調の状態で自身初のポストシーズンに臨んでいた。