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DeNA・森唯斗「いい野球人生だった」12年のプロ野球生活に別れ

DeNA・森唯斗

 DeNAの森唯斗が9月30日のヤクルト戦、引退セレモニー後に引退会見を行った。

 森は「もう本当に、まあ、すっきりしてるというか、でも、ああいうね演出をしていただいて、本当に関係者の皆さんに感謝していますし、もう、はい、言うこと何もありません」と率直な思いを口にした。

 森は3-5の9回にマウンドへ。「やっぱり準備からもそうですし、非常に気持ちも乗っていけましたし、楽しかったマウンドでした」と、1イニングを無失点に抑えた。

 12年間のプロ野球生活には「本当に12年間野球できると思ってなかったので、まあ、いい野球人生だったなと思っています」と振り返った。

▼ 森唯斗引退セレモニー挨拶全文

まず初めに、このような場を作っていただいた関係者の皆様、本当にありがとうございます。福岡で10年、横浜で2年、野球することができて良かったです。僕は本当に周りの人に恵まれているなと、いつも感じています。この12年間、いい野球人生でした。

横浜DeNAベイスターズのファンの皆さん、この2年間で全く戦力になれなくてすいませんでした。すごくいいチームだし僕は優勝しないといけないチームだと思っています。横浜のファンの皆様も、熱い人が多く、初めて横浜の応援を聞いた時、一体感に驚きました。ファンの皆様、ご声援はいつも力になります。これからも応援よろしくお願いします。

僕がここまで野球に集中できたのも家族の後押しがあったからだと思っています。嫁にはいろいろ大変な思いをさせましたし、背中を押してくれたから、今の僕があると思っています。本当にありがとう。子どもたち3人にも、今までいろいろ寂しい思いをさせたし、たくさん我慢をさせてきました。ごめんね。これからはいろんなことに挑戦して、みんなで頑張っていこう。

本当に今日まで12年間プロ野球選手としてやってこれて幸せでした。森唯斗は、今日を持ってユニフォームを脱ぎます。本当にありがとうございました。

(ニッポン放送ショウアップナイター取材班)

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