◆ ポストシーズン初登板で痛恨被弾
シカゴ・カブスの今永昇太投手(31)が現地時間1日、パドレスとのワイルドカードシリーズ第2戦に2番手として登板。4回2失点という投球でポストシーズン初登板を終えた。
カブスは右腕アンドリュー・キトレッジをオープナーとして起用するも、初回に1失点。1点ビハインドの2回表から今永がマウンドに上がった。先頭の6番オハーンを捕邪飛に打ち取ると、7番シーツは中飛、8番クロネンワースを空振り三振と三者凡退。レギュラーシーズンで防御率7.20と苦しんだ“1イニング目”を無失点で立ち上がった。
3回表は先頭の9番フェルミンに二塁打を浴びるも、1番タティスJr.ら後続3人を打ち取った。続く4回表にも一死一、二塁とピンチを招いたが、代打イグレシアスを中直。続く8番クロネンワースも遊ゴロに仕留め、追加点は与えなかった。
しかし5回表、1番タティスJr.に四球を与えてこの回も二死二塁と得点圏に走者を背負うと、3番マチャドへの初球スプリットが失投となり、左翼スタンドへの1号2ランを被弾。今永は打たれた瞬間に天を仰ぎ、マウンド上で悔しそうな表情を浮かべた。
6回表から3番手左腕カレブ・シルバーが登板し、今永は4回67球を投げて3被安打、2四球、3奪三振、2失点という投球内容。9月に月間防御率6.51と苦しんだ流れを払拭できず、レギュラーシーズンから10登板連続被弾を喫した。