打撃練習を行うロッテ・小川龍成(撮影=岩下雄太)

 ロッテ・小川龍成は9月の月間打率.364(55打数20安打)、シーズンの打率も.263と、“三遊間に低いライナーで打てる感覚”を身につけるため、23年11月の秋季練習から必死にバットを振ってきた形が“結果”として現れている。

 「感覚的にもすごく良くなっていますし、試合でも結果がしっかり出て、自分の理想のバッティングができることが増えている。そこは良くなっているのかなと思います」。

 9月13日の楽天戦、6-2の8回無死走者なしの第4打席、宋家豪に対して粘りに粘って3ボール2ストライクからの11球目のチェンジアップをセンター前に放った安打、9月28日の日本ハム戦、3-3の7回一死走者なしの第3打席、山﨑福也に対し2球で追い込まれるも、ボールとファウルで粘り3ボール2ストライクから7球目の外角142キロストレートを見送り四球を選んだ打席は良かった。

 「追い込まれるまでは甘い球をしっかり打ちにいく意識で、追い込まれてからはしっかり粘って球数を投げさせて出塁することを意識してやっています。その結果、ヒットになればいいですし、出塁することに関しては四球でもいいと思っているので、そういった打席が増えているのかなと思います」。

 6月29日のソフトバンク戦以降、バットの芯の部分が通常のバットよりも太くなっている“トルピードバット”を使用しているが、9月29日の西武戦ではトルピードバットではない普通のバットで打席に入っていた。

 「トルピードだと先に当たった時に若干弱く感じることがあったので、普通のバットで少し手元重心で。なるべく自分のバッティングにあったバットを見つけられたらなと思うので、試しているという感じです。トルピードも良い結果が出ているので、色々試しながらやっています」。

 守っても、7月19日のオリックス戦でエラーしたのを最後に7月20日のオリックス戦から守備に就いた試合は39試合で無失策。

 「前半戦は簡単なミスだったり、凡ミスがあったので、シーズン中、ずっとそういうところをなくしたいと思って練習していたので、結果的に後半戦、ミスなくできていることは良いことかなと思います」。

 残り2試合で来年にどう繋げていきたいのだろうか〜―。

 「後半戦は良い感じでバッティングもできていますし、守備もミスなくできているので、シーズン最初から続けられたらレギュラーに近づけると思うので、安定感、波の少ないところを目指してやりたいなと思います」。ZOZOマリンスタジアムで行われる残り2試合もマリーンズファンの前で攻走守に躍動していく。

取材・文=岩下雄太

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岩下雄太

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