阪神は2日、ヤクルトとのリーグ最終戦(甲子園)に6-2で勝利。佐藤輝明が40号2ランを放ち、投げては村上頌樹が7回2失点の好投を見せ、リーグトップタイの14勝目を挙げた。
圧倒的な強さでリーグ優勝を果たした阪神。投手では最多勝(14勝)・最高勝率(.778)・最多奪三振(144)と投手3冠をほぼ手中に収めている村上頌樹がチームを引っ張り、野手では本塁打王(40本)・最多打点(102打点)のタイトルがほぼ確実な佐藤輝明が打線を牽引した。
今後はCSファイナルステージ、日本シリーズを戦っていくなか、注目なのはリーグMVPの行方。同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でも、解説陣がセ・リーグMVPについて言及した。
番組でMCを務めた野村弘樹氏が「村上投手は投手3冠です。佐藤輝明選手は2冠です。これはどうでしょうか…」と問うと、解説者の五十嵐亮太氏は「ピッチャーは取るの難しいんですよね。20勝いくピッチャーが過去にMVPを取っているくらいなので、14勝でいければどうかという感じですよね。過去のMVPを見てるとバッターがなりがちなので…でも3冠はすごいですよね」とコメント。
同じく解説者の笘篠賢治氏は「やっぱり佐藤のインパクトが大きいし、勝利打点も多いので、チームの勝利に直結するバッティングも見せてますからね…。どっちも選んでほしいくらいですよ。ピッチャー部門と野手部門に分けてほしいくらいですね」と言及した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』