○ カブス 3-1 パドレス ●
<現地時間10月2日 リグリー・フィールド>
シカゴ・カブスがワイルドカード2番手サンディエゴ・パドレスとのワイルドカードシリーズ第3戦に勝利。鈴木誠也外野手(31)は「5番・右翼手」でフル出場し、3試合連続長打を記録した。
ダルビッシュ有と対峙したカブスは2回裏、先頭のカイル・タッカーが右前安打を放つと、鈴木が三遊間を破る二塁打でチャンスメイク。死球で無死満塁とした後、ピート・クロー・アームストロングの中前適時打、ダンズビー・スワンソンの押し出し四球で2点を先制した。
今季11勝の先発右腕ジェームソン・タイヨンは4回まで2安打、無失点と好投。2点リードの5回表から継投に入り、早くも守護神ダニエル・パレンシアを投入した。そのパレンシアは二死二、三塁とピンチを招きながらも、1番タティスJr.を右飛に打ち取って得点は与えず。回跨ぎの6回表は遊撃手スワンソンが好守備を連発し、2番アラエスからの好打順をゼロに封じた。
7回裏にはマイケル・ブッシュが守護神スアレスから右越えの1号ソロを放ち、ダメ押しの1点を追加。3点リードの9回表には1点を返され、なおも一死一、二塁とピンチを迎えるも、緊急投入の右腕アンドリュー・キトレッジが8番クロネンワースを三ゴロ、9番フェルミンを中飛に仕留めて逃げ切った。
カブスは2017年以来、8年ぶりの地区シリーズ進出が決定。地区優勝を争ったブリュワーズが待つ次ラウンドは日本時間5日、敵地ミルウォーキーで開幕する。