日本ハムは4日、ロッテとの試合(ZOZOマリン)に0-3で敗戦。15勝目を目指した先発の伊藤大海は8回3失点の粘投も、味方の援護に恵まれず8敗目を喫した。
2年連続の最多勝のタイトルは確実としているものの、沢村賞の選考基準7項目の1つである15勝目を目指したこの試合。0-0で迎えた4回裏にソトの犠飛で先制を許すと、8回には髙部瑛斗の適時三塁打などで2点を許した。3点を奪われた伊藤は防御率も2.52に悪化し、選考基準の『15勝』、さらには『防御率2.50』のどちらもクリアとはならなかった。
伊藤の投球について、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の齊藤明雄氏は「ピッチング自体は素晴らしかったですし、打線の援護がなかったというだけだと思います。ただ悔やまれるのは相性の悪いソトに対して、攻め方を間違えたかなという感じに見えましたよね」と話し、
続けて「4回の犠牲フライですけど、カウントが1ボール2ストライクで、フォアボールまで3球投げれるんです。その3球でなんとか勝負してほしかったなと思いました。外の遊び球を使って、インサイドのツーシームという攻めでも良かったのかなと感じました。インサイドに行くのが早すぎたんじゃないかなと思います。この1球だけが悔やまれるんじゃないですかね」とコメントした。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』