○ ブリュワーズ 7-3 カブス ●
<現地時間10月6日 アメリカンファミリー・フィールド>
シカゴ・カブスがミルウォーキー・ブリュワーズとの地区シリーズを2連敗。鈴木誠也外野手(31)は「4番・右翼手」でフル出場し、PS2号本塁打を放つも勝利には繋がらず。先発登板した今永昇太投手(31)は3回途中4失点で敗戦投手となった。
この試合も先制したのはカブスだった。初回、一死一、二塁の好機で鈴木が第1打席を迎えると、先発左腕アシュビーの高めフォーシームを豪快に振り抜き、その瞬間に本塁打を確信。飛距離440フィート(約134メートル)の先制3ランで今永をいきなり援護した。
しかし、今永は先制リードを守り切れず。1回裏の二死から連打を許して走者を溜めると、5番ボーンに同点3ランを被弾。レギュラーシーズンで防御率7.20と苦戦した“鬼門”の初回にこの日も躓いた。3回裏にも二死から3番コントレラスに1号ソロを浴び、逆転を許して降板。渡米後最短の2回2/3、わずか46球でノックアウトされた。
4回裏には回跨ぎの2番手右腕ダニエル・パレンシアが1番チョウリオに中堅バックスクリーン直撃の1号3ランを打たれてダメ押し。打線もブリュワーズのブルペン陣に対してわずか1安打と沈黙し、2試合連続の逆転負けを喫した。
カブスはシリーズ0勝2敗となり、シリーズ突破に向けて早くも崖っぷちに。日本時間9日からは本拠地リグリー・フィールドに戻り、逆襲を目指す。