ロッテは7日、石川歩投手の今季限りでの退団を発表した。石川本人とはコーチ就任の打診を行うなど、話し合いを行ってきましたが現役続行の意向が強い事から、本人の意思を尊重し退団する運びになった。
石川は球団を通じて「12年間 本当にありがとうございました。関わっていただいた全ての方に感謝の気持ちしかありません。これからもマウンドで投げていきたいと思いますので引き続き、見守ってください」とコメントした。
石川歩は13年ドラフト1位でロッテに入団し、1年目に10勝（8敗）、防御率3.43で新人王を受賞。同年から3年連続二桁勝利をマークし、16年には防御率2.16で最優秀防御率のタイトルを獲得した。翌17年にはWBC日本代表に選出されたが、同年は3勝にとどまり苦しんだ。20年にリーグトップの133回1/3を投げるなどしたが、23年に右肩を手術し、24年は育成契約に。シーズン途中に支配下に復帰すると、復活勝利を含む3勝を挙げた。今季は一軍登板がなく、ファームでは7試合に登板して、1勝2敗、防御率4.74だった。
