○ ヤンキース 9-6 ブルージェイズ ●
<現地時間10月7日 ヤンキー・スタジアム>
ニューヨーク・ヤンキースがトロント・ブルージェイズとの地区シリーズ第3戦に逆転勝利。連敗をストップさせ、シリーズ成績を1勝2敗としている。
2連敗で本拠地に戻ってきたヤンキース。今季18勝の左腕カルロス・ロドンをマウンドに送るも初回、3番ゲレロJr.に3戦連発となる3号先制2ランを被弾。3回表には3者連続タイムリーを浴びるなど一挙4点を失い、イニング途中でノックアウトされた。
5点差をつけられたヤンキースだったが、3回裏にアーロン・ジャッジの適時二塁打、ジャンカルロ・スタントンの犠飛で3点差に反撃。さらに4回裏、相手の失策と四球で一死一、二塁と好機を作ると、ジャッジが左翼ポール直撃の1号同点3ラン。3番手右腕バーランドが内角ボールゾーンに投じた99.7マイル(約160.5キロ)のフォーシームを鋭く振り抜き、本拠地を熱狂の渦に陥れた。
主砲の一発で流れを掴んだヤンキースは5回裏にジャズ・チザムJr.の1号ソロでついに逆転に成功。オースティン・ウェルズの適時打も飛び出し、2点リードで試合を折り返した。先発ロドンの降板後は4人のリリーフ投手がそれぞれ回跨ぎでバトンを繋ぎ、最後は守護神デービッド・ベッドナーが5アウトセーブで試合終了。本拠地ニューヨークで待望の1勝を挙げた。