ロッテのサブロー監督が8日、就任会見を行った。
サブロー監督は「今年の春は都城で、めちゃくちゃ厳しい練習をしたんですね。その練習に耐えてきて1年間怪我する選手が少なかったのと、技術的にものすごくパワーアップした。その時の僕の中のスローガンが昭和のキャンプをやろうというところで、またそれはうちのチームに1番足りないところだと思うので、秋、春は厳しいキャンプになると思います」と厳しい練習になることを示唆。
“昭和のキャンプ”――。具体的に実践していきたいことについては「まだ具体的には決まってはないんですけど」としながらも、「フィジカルとボールを使った打つ、投げる、守りは同時にやりたいと思っていて、先にウエイトをやって体を作りながら、午後からは思いっきり打ちっぱなし、守りっぱなし、走りっぱなしくらいでできたらいいかな」と構想を明かした。
会見に同席した高坂俊介代表取締役社長も「今我々が向き合わなければいけないことは、チーム全体の強度を上げることだと考えています」と話し、「本当にこれから始まる秋の練習、春のキャンプを含めて徹底的にやらなければいけないと思ってますので、まずはそこをしっかりとサブロー新監督のもと、これは監督だけではなくて、チームの編成の人員もそうですし、スタッフも含めてみんなでやっていかなければいけないです。それを選手がしっかりとその指導を受けながら選手自身がしっかりと作っていく必要があると思っています」と語った。