○ カブス 4-3 ブリュワーズ ●
<現地時間10月8日 リグリー・フィールド>
シカゴ・カブスがミルウォーキー・ブリュワーズとの地区シリーズ第3戦に逆転勝利。鈴木誠也外野手(31)は「4番・右翼手」でフル出場し、2試合連続の長打を記録した。
2連敗で本拠地に戻ったカブスは立ち上がりに1点先制を許すも、1回裏の先頭打者マイケルブッシュが3号ソロを放ってすぐさま同点に。ブッシュは敵地の第1戦でも先頭打者本塁打を放っており、同一シリーズ2発目はMLBポストシーズン史上初の快挙となった。
さらに、無死一、二塁という好機で第1打席に立った鈴木は先発右腕プリースターの外角シンカーを右翼線へ運んだが、右翼手フレリックのスライディングキャッチに長打を阻まれた。それでも二死満塁と好機が続くと、7番ピート・クロー・アームストロングの右前適時打で2点を勝ち越し。2番手右腕ミーンズの暴投で4点目を加えた。
2回以降は好機を作りながら追加点を挙げることができず。ブリュワーズの反撃を受け、スコア4対3と1点差まで詰め寄られた。8回表には二死満塁のピンチを招き、この試合2打点の7番バウアーを迎えるも、6番手右腕ブラッド・ケラーが空振り三振に仕留めてリードを死守。そのまま4アウトセーブで試合を締め、本拠地で意地の1勝目を挙げた。