○ カブス 6-0 ブリュワーズ ●
<現地時間10月9日 リグリー・フィールド>
シカゴ・カブスがミルウォーキー・ブリュワーズとの地区シリーズ第4戦に完勝。鈴木誠也外野手(31)は「4番・右翼手」でフル出場し、3試合連続安打を記録した。
シリーズ1勝2敗と後が無いカブスは初回に一死一、二塁と好機を作ると、鈴木が空振り三振に倒れた後、イアン・ハップが1号3ランを右翼スタンドに運んで先制。ナショナル・リーグ最多勝のエース右腕ペラルタから幸先良く3点リードを奪った。
投げては、第1戦で初回ノックアウトを喫した先発左腕マット・ボイドが4回まで無失点に抑える好投。5回表に一死二、三塁とピンチを招くも、1番イエリッチを空振り三振に仕留めたところでマウンドを降りた。さらに、守護神ダニエル・パレンシアが2番チョウリオを二飛に打ち取り、火消しに成功。そのまま回跨ぎで6回表もゼロに封じた。
打線は7回裏にカイル・タッカーが1号ソロ、8回裏にはマイケル・ブッシュが2戦連発の2号ソロを叩き込んでダメ押し。7回以降は3人のリリーフ投手がブリュワーズ打線を無安打に抑え込み、完封リレーを締め括った。
カブスは敵地で2連敗を喫しながらも、本拠地で見事に巻き返しを見せ、これでシリーズ2勝2敗のタイ。日本時間12日、敵地ミルウォーキーで行われる第5戦に持ち込んだ。