DeNAは11日、巨人との「2025 JERA クライマックスシリーズ セ」第1戦(横浜)に6-2で勝利。投打が嚙み合ったDeNAのなかで、8回に登板した伊勢大夢が好投を見せた。
先発のケイからバトンを受けた伊勢は、丸佳浩を見三振、キャベッジを空三振、泉口友汰を三邪飛と1番から始まる好打順を見事に三者凡退で抑えた。
伊勢の投球について、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の斎藤雅樹氏は「8回誰を出すんだろうと思ってまして、できればケイがもう1回行った方がいいんじゃないかなと思ってましたけど120球近くいってましたから、伊勢だったんですね。シーズン最後で伊勢がやられている試合を見ていたので、大丈夫かな…と思いましたけど…」と話し、
続けて「先頭の丸と対戦した時に3ボール2ストライクまでいって、最後逆球ですけどストライク取れたので、あれで伊勢も“いける”となったと思うんですよ。これがもしフォアボールになってたら、分からなくなっていたかなと思いますね」とコメント。
同じく解説者の大矢明彦氏は「伊勢がシーズン終盤に抑えになってやられていたんですよ。それは登板過多もあったと思うんですよ。逆に森原の出来が良くなって、良いコントロールで投げられるようになっていたので、8回伊勢、9回森原でビシッと行けたのは、DeNAにとって本当に大きいと思います」と振り返った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』