◆ 運命の第5戦で豪快同点アーチ
シカゴ・カブスの鈴木誠也外野手(31)が現地時間11日、ブリュワーズとの地区シリーズ第5戦に「4番・右翼手」で先発出場。第1打席でポストシーズン3号本塁打を放った。
勝てばシリーズ突破、負ければシーズン終了の第5戦。1点先制を許した直後の2回表、先頭打者として第1打席を迎えると、2番手右腕ミジオロウスキーが低めに投じた101.4マイル(約163.2キロ)のフォーシームを一閃。右中間の自軍ブルペンへ同点アーチを叩き込み、大きなガッツポーズを見せながらダイヤモンドを一周した。
鈴木は現地9月30日、ポストシーズン初出場だったパドレスとのワイルドカードシリーズ第1戦で初本塁打をマーク。地区シリーズでは同10月6日の第2戦、この日と同じ敵地アメリカンファミリー・フィールドで3ラン本塁打を放っていた。