DeNAが王手をかけて迎えたCSファーストステージ第2戦。延長戦の末にDeNAが7-6でサヨナラ勝利し、ファイナルステージ進出を決めた。12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、5点ビハインドを取り返した初回の攻撃に注目が集まった。
まず火付け役となった佐野恵太の2ランホームランについて、解説の片岡篤史氏は「桑原が二塁打を打った直後、間髪入れずに初球のストレートを完璧に捉えましたね。この一発で今日もいけるぞという雰囲気が感じられた。ムードを一変させるような一発だった」と振り返った。
さらに石上泰輝の3ランで同点に追いついた場面については、「なかなかないですよね。5点取られて5点取り返す。(巨人からすれば)これでシーズンが終わってしまうかもしれないという大事な一戦でこういうことが起こる。何とも形容しがたいですよね」とコメントし、「7番打者が逆方向にホームランを打った。結果論を言えば8番、9番がいるので長打を警戒して攻めるべきだったとかあるんですが、これは打ったバッターが良かったと言わざるを得ないですよね」と石上の打撃を称賛した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』