◆ 20打席ぶり安打で山本由伸を援護
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(31)が現地時間14日、ブリュワーズとの優勝決定シリーズ第2戦に「1番・指名打者」で先発出場。第4打席で貴重なタイムリーを放った。
ブリュワーズ先発はナショナル・リーグ最多17勝を挙げた右腕ペラルタ。初回の第1打席はカウント2-2から低めに沈むスライダーで空振り三振を喫した。
ドジャースは1回裏、山本由伸が登板第1球で1番チョウリオに2号先頭打者アーチを浴びるも、直後の2回表にテオスカー・ヘルナンデスの4号ソロですぐさま同点に。さらに、二死からキケ・ヘルナンデスの安打、アンディ・パヘスの適時二塁打で逆転に成功した。
大谷は2回表、なおも二死二塁という好機で第2打席に立ったが、カウント0-2から内角低めのカーブで右直。5回表、無死一塁での第3打席はカウント1-2から高めボールゾーンのフォーシームに手を出して空振り三振に倒れた。
それでも2点リードの7回表、一死三塁の好機で3番手左腕アシュビーと2試合連続の対戦を迎えると、カウント2-2から内角低めのシンカーを捉え、前進守備の一二塁間を破る右前適時打。フィリーズとの地区シリーズ第3戦から19打席続いたノーヒット記録に終止符を打ち、貴重な追加点を挙げた。