◆ 高木豊氏は6番打者をキーマンとして指名
「2025 JERA クライマックスシリーズ セ ファイナルステージ」の第1戦を落としたDeNA。阪神側の1勝のアドバンテージも含め2勝差をつけられてしまっている。15日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、巻き返したいDeNAの第2戦以降のキーマンについて議論した。
まず、第2戦予告先発として登板が予定されている竹田祐。大矢明彦氏は「良い間を持って投げる投手。人よりもワンテンポ遅れてタイミングがズレてくるのが厄介で、制球も優れているので良い投球をしてくれるのでは」と高く評価した。
また、大矢氏は打線のポイントとして牧秀悟を挙げ、「筒香でチャンスは作れる。あとはランナーを返す役割が必要。そこで牧が打点を挙げたら試合がすごく楽になるのでは」と展望した。
一方、齊藤明雄氏はリードオフマンの蝦名達夫に注目。「一番の蝦名が出塁し、好調の桑原、上位の佐野、筒香、牧に回すことができれば点につながる」と分析した。
高木豊氏は、あえて具体的な選手名を挙げず「6番打者」が鍵になると分析。「それが山本なのか松尾なのか、組み替えてくるのか分かりませんが、6番のところにランナーが溜まってくる。牧が調子を上げて、筒香があれだけ打つことを考えると阪神バッテリーは6番で勝負してくる。となると6番打者がポイントになってくると思います」と語った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』