打撃練習するロッテ・寺地隆成(撮影=岩下雄太)

 ロッテの秋季練習が16日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。

 プロ2年目の今季、116試合に出場して打率.256、5本塁打、33打点の成績を残した寺地隆成はこの秋、攻走守に徹底的に鍛えている。14日には特打の後、捕手防具をつけ、1時間以上捕手練習。「足がもげるかと思いました」と振り返るほど、ハードな練習で徹底的に鍛えた。

 この日は、全体練習後に個別練習で特守。秋季練習は守備練習に力を入れているように見えるが、寺地は「力を入れているというよりは決められたメニューを自分の中で、試合に繋げられるような意識でやっているような感じです」と回答。

 守備練習で意識していることについては「今はスローイングよりもブロッキング、キャッチングがメインなので、今年あまりうまくいかなかったところだとか、キャッチングの中でしっかりブロッキングができるのか、構えの段階からしっかりできるようにやっています」と明かした。

 この日の打撃投手が投げる打撃練習では、バスター、バスターエンドラン、エンドランと走者に伝えて打っていた。その意図について「自分の中で絶対に出るサインだと思いますし、実戦の中でやることだと思うので、こういう機会の中でエンドランであったり、バント、バスター、バスターエンドランといろんなことができるようにしています」と説明。

 さらに打撃練習で意識していることについて、寺地は「今意識しているのは、ただ単にいいあたりのヒット、外野の前に落ちる鋭いライナーというよりかは、外野の間を抜けるようなライナー性、外野の頭を超えるような打球を意識してやっています」とのこと。

 「強く振って、遠くに飛ばすこと。来季の目標的には、長打率、しっかり長打を増やしていった中で長打を増やしていきたいことを考えているので、そこを意識した中でいろんなことを試してやっています」と、“長打率アップ”を掲げた。

◆ 小野郁「色々経験できた1年間」

 小野郁は今季ブルペン陣では唯一、一軍完走し、3年ぶりに40試合以上(47試合)に登板して、2勝2敗10ホールド、防御率2.59と“復活”を印象付ける1年となった。

 小野は「1年一軍に入れたシーズンではある。良くも悪くも色々経験できた1年間かなと思います」と今季を振り返った。

 この秋季練習は「走ることがメインになると思うので、しっかり走って来年に向けて体力強化と1年間活躍できるように色々やっていきたいと思います」と意気込んだ。

 今季はビハインドゲーム、同点、勝ちパターンとさまざまなポジションで投げていたが、「勝っている場面でもっと投げたいですし、しっかり春からアピールしてできるんだぞ!というところを見せて、自分で勝ち取りたいと思います」と力を込めた。

取材・文=岩下雄太

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