◆ ワールドシリーズ進出懸かる一戦で衝撃2ホーマー
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(31)が現地時間17日、ブリュワーズとの優勝決定シリーズ第4戦に「1番・投手兼指名打者」で先発出場。第3打席でこの試合2発目となるポストシーズン4号本塁打を放った。
現地4日の地区シリーズ第1戦以来、中12日で先発マウンドに上がった大谷は、先頭打者トゥラングを四球で歩かせるも、続く2番チョウリオは100.3マイル(約161.4キロ)のフォーシームで空振り三振。3番イエリッチは外角低めいっぱいに100.2マイル(約161.3キロ)のフォーシームを投げ込み、見逃し三振に仕留めた。さらに、4番コントレラスを切れ味鋭いスイーパーで3球三振とし、3者連続三振の好スタートを切った。
そして先頭打者として1回裏の第1打席を迎えると、フルカウントから先発左腕キンタナが投じた内角低めのスラーブを捉え、その瞬間に本塁打を確信。打球速度116.5マイル(約187.5キロ)、飛距離446フィート(約136メートル)の3号先制ソロを右翼スタンド上段に突き刺した。
さらに3点リードの4回裏、第3打席で規格外の本塁打が飛び出した。カウント3-1から2番手右腕パトリックの内角低めカットボールを豪快に振り抜くと、打球速度116.9マイル(約188.1キロ)、飛距離469フィート(約143メートル)の一発が右中間スタンド最深部を越えて場外へ。観客は総立ち、ベンチのチームメイトも頭を抱える衝撃の本塁打で4点リードに拡大した。