○ ドジャース 5-1 ブリュワーズ ●
<現地時間10月17日 ドジャー・スタジアム>
西地区王者ロサンゼルス・ドジャースが中地区王者ミルウォーキー・ブリュワーズとの優勝決定シリーズを4連勝。5番手としてリリーフ登板した佐々木朗希投手(23)は1回無失点で試合を締め括った。
シリーズ突破の懸かる第4戦は、二刀流・大谷翔平の独壇場となった。先発投手として1回表に3者連続三振を記録すると、その裏にポストシーズン3号の先頭打者アーチ。4回裏の第3打席では飛距離469フィート(約143メートル)の場外弾を放った。今季最多の10三振を奪って7回途中2被安打、無失点でポストシーズン2勝目をマーク。降板直後の7回裏には2打席連発の5号ソロでダメ押しの追加点を挙げた。
そして4点リードの9回表、満を持して佐々木がマウンドへ。先頭打者コントレラスに中前安打を許すも、5番ボーンを右直、6番フレリックを二ゴロとし、最後は7番ダービンを初球フォーシームで右飛に打ち取って試合終了。見事スイープでブリュワーズを下し、ナショナル・リーグ2連覇、2年連続のワールドシリーズ進出を成し遂げた。
佐々木はリリーフ投手としてレギュラーシーズン終盤にメジャーへ復帰し、ポストシーズンでは守護神に定着。ここまで7試合に登板して3セーブ、防御率1.13と好投を続けている。