○ ドジャース 5-1 ブリュワーズ ●
<現地時間10月17日 ドジャー・スタジアム>
中地区王者ミルウォーキー・ブリュワーズが西地区王者ロサンゼルス・ドジャースとの優勝決定シリーズに4連敗。球団史上初のワールドシリーズ制覇には今季も届かなかった。
一矢報いたいブリュワーズだったが、先発左腕ホセ・キンタナが大谷翔平に先頭打者アーチを浴びるなどいきなり初回から3失点。4回裏にはチャド・パトリック、7回裏には守護神のトレバー・メギルとポストシーズンのブルペンを支えた両右腕が大谷に2打席連続の本塁打を許した。投打二刀流の大谷に対して打線も抑え込まれ、7回までに10三振を喫してわずか2安打、無得点と沈黙。8回表になんとか1点を返したが、クローザーの佐々木朗希を捉えることはできなかった。
今季のブリュワーズは7月に11連勝、8月には球団新記録の14連勝を収めるなど球団史上最多の97勝を挙げ、30球団最高勝率でナショナル・リーグ中地区の3連覇を達成。地区シリーズでは宿敵カブスとの第5戦まで及ぶ死闘を制し、2018年以来となるポストシーズンの初戦突破を飾った。
しかし、その2018年の優勝決定シリーズで敗れたドジャースにリベンジを果たすことはできず。今季レギュラーシーズンで6戦全勝の相手にまさかのスイープ負け。特にドジャースの強力な先発投手陣に最後まで苦しみ、いずれの試合も1得点のみに終わった。