◆ カナダ出身の主砲がワールドシリーズに導く大活躍
現地時間20日、東地区王者トロント・ブルージェイズが西地区王者シアトル・マリナーズとの優勝決定シリーズを4勝3敗で制し、球団史上3度目のアメリカン・リーグ制覇を達成。ウラジーミル・ゲレロJr.内野手(25)がシリーズMVPに選出された。
シリーズ開幕2連敗とチームが躓いた中、ゲレロJr.は第3・4戦と2試合連続本塁打をマーク。負ければシーズン終了の第6戦でも本塁打を放つなど、シリーズ通して打率.385、OPS1.330の好成績を残し、シリーズ突破に貢献した。
ポストシーズン全体では、球団最多記録の6本塁打を含む43打数19安打の打率.442、OPS1.440とその打棒が爆発。MVP受賞時のインタビューでは「まだ終わってない。あと4勝する」とワールドシリーズ制覇へ意気込んだ。
ブルージェイズは第5戦で先に王手をかけられながらも見事2連勝を収め、世界一に輝いた1993年以来となるワールドシリーズ進出が決定。昨季王者ドジャースとの頂上決戦は日本時間25日、本拠地トロントで開幕を迎える。