巨人は22日、岡本和真選手を今オフのポスティング制度を利用した米・大リーグ球団との移籍交渉を認めることにしたと発表した。
今後、巨人は日米間選手契約に関する協定で定められたルールに基づき、11月1日以降、日本野球機構を通じて、米・大リーグ機構にポスティングを申請する。大リーグ機構から正式に受理されれば、岡本は大リーグの各球団との交渉が可能になる。
なお、巨人からポスティング申請を行ったのは19年オフの山口俊投手、20年オフの菅野智之に続き3人目となる。
▼読売巨人軍コメント
「岡本和真選手は2015年の入団から11年間で通算1089安打、248本塁打、717打点、打率.277、OPS.882と日本のプロ野球選手として類まれな成績を残し、3度のリーグ優勝に大きく貢献しました。2023年から2年間、キャプテンを務めるなどチームの大きな柱でした。当球団としては、このような功績に加えて、30歳になる前に大リーグで自分の力を試したいとの本人の思いを受け入れ、ポスティング制度を利用した移籍交渉を了承しました。今後も本人が悔いのない選択をできるよう、全面的に支援してまいります」