日本野球機構は22日、2025年度のフリーエージェント(FA)有資格選手名簿の公示を発表した。
今季、新たに国内FA資格を取得したのは18名、海外FA資格を取得したのは12名。すでに国内FA資格を有する20名、海外FA資格を有する54名と合わせて、計104名がFA有資格選手となった。
先発投手で言えば、柳裕也(中日)、高橋光成(西武)、リリーフでは中川皓太(巨人)、森原康平(DeNA)、玉井大翔(日本ハム)、山岡泰輔(オリックス)といった投手が新たに国内FA資格を取得した選手だと目玉だろう。
中川は今季63試合に登板して、2勝4敗36ホールド、防御率2.24の成績を残せば、玉井も40試合に登板して3勝2敗17ホールド、防御率2.25、森原も30試合に登板して0勝2敗11ホールド、防御率2.57と安定した成績を残した。山岡は41試合に登板して5勝3敗13ホールド、防御率4.25だったが、現在30歳と若い。リリーフは勝利するためには重要なピース。かなり需要がありそうだ。
岡本和真(巨人)が22日にポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を表明したが、野手では吉川尚輝(巨人)、近本光司(阪神)、辰己涼介(楽天)、藤岡裕大(ロッテ)といった実力者が新たに国内FA資格を取得した。
FA宣言する選手は日本シリーズが終了した翌日から土日、祝日を除く7日間以内に、権利を行使するか表明しなければならない。
このオフは何人の選手がFA権を行使するか注目だ。
▼ 国内FA権今季取得者[18名]
中川皓太(巨人)
吉川尚輝(巨人)
岡本和真(巨人)
高梨裕稔(ヤクルト)
森原康平(DeNA)
神里和毅(DeNA)
柳 裕也(中日)
植田 海(阪神)
近本光司(阪神)
玉井大翔(日本ハム)
松本 剛(日本ハム)
辰己涼介(楽天)
高橋光成(西武)
藤岡裕大(ロッテ)
ソト(ロッテ)
山岡泰輔(オリックス)
上沢直之(ソフトバンク)
モイネロ(ソフトバンク)
▼ 海外FA権今季取得者[12名]
小川泰弘(ヤクルト)
筒香嘉智(DeNA)
柴田竜拓(DeNA)
戸柱恭孝(DeNA)
松葉貴大(中日)
岩貞祐太(阪神)
上本崇司(広島)
加藤貴之(日本ハム)
源田壮亮(西武)
大城滉二(オリックス)
岩嵜翔(オリックス)
牧原大成(ソフトバンク)