◆ デビュー1ヶ月、わずか6登板で大役抜擢
トロント・ブルージェイズは現地時間23日、ロサンゼルス・ドジャースとのワールドシリーズ第1戦にトレイ・イェサベージ投手(22)が先発登板することを発表した。22歳88日での第1戦先発は1947年、当時21歳267日だったドジャースのラルフ・ブランカに続き、史上2番目の若さとなっている。
昨年5月のドラフトで球団1巡目(全体20位)指名を受けたイェサベージは今季4月に1Aダニーデンでプロ初シーズンの開幕を迎えると、順調に4階級を駆け上がって9月15日のレイズ戦で早くもMLBデビュー。レギュラーシーズンわずか3登板で1勝0敗、防御率3.21という成績ながら、ポストシーズンでは先発ローテーションの一角を担っている。
ヤンキースとの地区シリーズ第2戦では6回途中までノーヒットに封じる好投を見せ、ポストシーズン初登板で初白星をマーク。11三振を奪い、ポストシーズンにおける球団最多記録を打ち立てた。マリナーズとの優勝決定シリーズ第2戦では黒星を喫すも、負ければシーズン終了の第6戦では6回途中2失点という投球で2勝目を挙げ、シリーズ突破に貢献。ここまで2勝1敗、防御率4.20、15回を投げて22奪三振を記録している。