ワールドシリーズ第4戦
● ドジャース 2-6 ブルージェイズ ○
<現地時間10月28日 ドジャー・スタジアム>
トロント・ブルージェイズがロサンゼルス・ドジャースとのワールドシリーズ第4戦に逆転勝利。連敗をストップさせ、シリーズ成績を2勝2敗のタイに戻している。
シリーズ4試合続けて先制を許したブルージェイズ。それでも1点を追う3回表、一死から1番ネイサン・ルークスが右前安打で出塁すると、2番ウラジミール・ゲレロJr.が大谷翔平の甘く浮いたスイーパーを豪快に振り抜き、左中間スタンドへ7号逆転2ラン。待望のワールドシリーズ初アーチで試合をひっくり返した。
さらに7回表、連打により無死二、三塁と好機を作って大谷をマウンドから引きずり降ろすと、2番手左腕バンダから8番アンドレス・ヒメネスの適時打など2点を追加。3番手右腕トライネンに対しては3番ボー・ビシェット、4番アディソン・バージャーが連続タイムリーと一気に畳みかけ、リードを5点に拡大した。
投げては元サイ・ヤング賞右腕シェーン・ビーバーが絶好調の大谷を2三振に斬るなど6回途中1失点と好投。7回裏からは今季11勝の右腕クリス・バシットが2回無失点に封じてドジャース打線の反撃を許さず。この勝利により決着は第6戦以降に持ち越しとなり、本拠地トロントへ戻ることが決まった。