◆ 歴代2位の4度目受賞なるか、日本時間14日に発表
現地時間3日、MLB機構がナショナル・リーグMVPの最終候補者を発表。ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(31)が選出された。
大谷は打者として158試合に出場して打率.282、55本塁打、102打点、146得点、20盗塁、OPS1.014を記録。6月にはMLB通算250本塁打、日米通算300本塁打を達成した。自身3年連続の本塁打王には惜しくも届かなかったが、ナ・リーグトップの得点数、OPSをマークし、西地区4連覇に貢献した。
投手としては6月16日のパドレス戦で663日ぶりの復帰を果たし、8月27日のレッズ戦では今季初勝利をマーク。14試合に先発して1勝1敗、防御率2.87という成績だった。ポストシーズンでも投打二刀流で活躍を続け、優勝決定シリーズのMVPを獲得。21世紀初となるワールドシリーズ連覇を成し遂げた。
エンゼルス時代を含め、MVPの最終候補に選出されるのは5年連続。2021年、2023年にはアメリカン・リーグでMVPを獲得しており、4度目の受賞となれば7度受賞のバリー・ボンズに次いで史上2位の記録となる。
他の最終候補にはナ・リーグの打撃2冠に輝いたフィリーズのカイル・シュワーバー、メッツのフアン・ソトが選出。受賞者は現地時間13日(日本時間14日)に発表される。